赤米だけを炊いてみた
戦国時代の農民の暮らしを実体験し、創作に活かすべく、赤米を買ってきました。
別サイトでも公開予定なのですが、先にこちらでざっくりと紹介しておきます。
歴史には詳しくないのですが、ネットや本を読む限り、貧しい農民はこの赤米を日常的に食べていたそうですね。
香川にいったときに見かけたので赤米200gを買いました。古代米を売っているところは近所にもあるので、また色々試してみたいですね。
白米と比べてみると……。
籾がついている分一回り大きいように感じます。
今回使用するのは先日ご紹介した土鍋です。
はじめての試みですので半合ほど炊いてみたいと思います。
鍋に入れたところ。
洗米はしたほうがいいという意見としないほうがいいという意見の両方見受けられましたので、さっと一度だけ水で洗いました。
水はほんの少し赤みがかったかな……? という程度でしたが、小さな破片などを取り除くことができました。洗う必要はないように感じました。
60分〜120分水に漬けるように書いてあるのですが、ちょっと時間の関係上40分だけの浸水にいたします。
村人さんたちもそんな時間なかったでしょうし……(言い訳)。
浸水後(中央右)。
少し大きくなったような……。
さっそく火にかけていきましょう。
水は少し多めにしておきました。
また炊き方ですが、白米の要領です。
沸騰させて、火が通るまで中火や弱火で炊き、最後に蒸らす。
私は白米の場合蒸らし時間を5分ほど(本当は10分とらなければならないんですが、なかなか難しいものです)とっているのですが、今回長めにとって15分蒸らしました。
炊きあがりはこんな感じ。
いただきます!
結論から言うと美味しかったです!
水を多めにしたのが良かったのか、芯が残ることもなくぷちぷちとした食感が楽しいご飯でした。当たり前ですが雑穀米っぽい。
玄米が苦手な妹は「後味が玄米っぽい……」と少し顔をしかめていましたが、玄米よりは香りも少なく食べやすいとのこと。
ご飯も穀物の一種なんだなと改めて思える赤米でした。
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